2017年、卓球の聖地、千駄ヶ谷の東京体育館近くの美容室の一角でRallysは始まった。
卓球はまだまだこんなものじゃない。その可能性を信じた代表・川嶋弘文は、4月6日、ITTFが定める卓球の日に会社登記をした。
卓球をもっと社会に広げたい。
それまで存在しなかった、卓球専門WEBメディア「Rallys」を作った。
選手自身の魅力に溢れる内容であること。
かつて一度でもラケットを握った人は、つい気になって読みたい内容であること。
まったく興味がなかった人が、わずかでも興味を持つ視点があること。
そのために、多くの面と情報を作って、手元まで届け続けること。
数多くの国内外の大会を報道し、これまでにないインタビューをした。卓球カフェも運営した。練習会や大会も開催した。
ひとりで漕ぎ出した船出だったが、気がつけば、ビジネス、IT、クリエイティブ、それぞれの強みと、卓球愛を胸に抱いた仲間が、一人ずつ増えていった。
ボールがきびだんごにでも見えたのかもしれない。一人加わるごとに、Rallysができることは格段に増えていった。
たった4年だ。でも、もう4年だ。卓球界と社会の接点を作ってきた自負はある。
でも、時代は変わる。ものすごい速度で社会は変わる。デジタルとビジネスマインド、そしてアイデアがなければ解決できない課題がさらに増えた。
卓球をもっと身近なものに。
ただ、その一つのために。Rallysのラリーは続きます。
2021年4月1日